~ばぁばの宝物~様々な表情を持つ手作りの傘☆

みなさんこんにちは!
本庄のおうちです☆
今お庭には梅の花が咲き、子どもたちがその梅の花びらを集め、水の張った器の中にはなびらを浮かべ、梅の香りを楽しんでいます♪
素敵な「花あそび」ですね。
 
先日、本庄市栗崎の久保医院の看護師長の方から、子ども達へと折り紙で作った小さな「傘」をいただきました。写真にも掲載しておりますとても素敵な手作りの傘です。
どうもありがとうございます!
実はこの「傘」、本庄市に在住のおばあちゃんが一人で作ったくれたそうです。
色づかいやバランス、こういうセンスは長年培ってこられたおばあちゃんのセンスですね☆
傘の持ち手は竹を使い、傘の部分は折り紙を何重にも折り込んであります。傘のてっぺんには、丸いビーズを使いアクセントになっています。
きれいでかわいくて素敵なアイディアがつまっていますね♪
子ども達も傘を持ってどう遊ぼうか考えていますね。
傘に遊び方も男の子と女の子では少し違いますね!
女の子は数ある傘の中から、自分が好きな色づかいのものを手に取り、並べてみたり眺めたり。
男の子は自分の好きな傘を選ぶと傘を下に向け、回し始めました。
 傘が駒になっています!
この後1時間経っても子ども達は飽きることなく遊び続けていました。
 
「静」と「動」
 
手作りの「もの」や昔から伝わる「もの」にはこの2つの共通する表情がみえてきます。
「傘」は傘なのですが、子ども達のその時の心情にあわせ「静」の時には並べたり眺めたり、「動」の時にはまわしたり、上から落としてみたり。
 
子ども達が遊び道具に関わる中、あるいは私自身の子どもが遊ぶおもちゃなどを見ていると、現代のおもちゃや遊び道具には表情が少ないと思います。表情が少ないからあそびが画一化される。このおもちゃはこう遊ばなくてはならない。一方的におもちゃのほうから子どもにこう遊べと指示がされる。
このようになってくると、子どもがどう遊ぼうかと考える「間」がなくなってきますね。
間抜けなあそびになってしまいます。
 
「どうすればあそべるかな」
「こうすればもっと楽しくあそべるかな」
 
この「間」が子ども達が生きていくうえで大切なことではないでしょうか。
 
そういった意味でこの「傘」はとても優れたあそび道具だと思うのです。
私達が大切にし、子ども達に伝えていかなくてはならない「先人の知恵」。
 
実は身近にたくさんあるのですね☆
ぜひ、今度は子ども達がそれぞれの「傘」を作れる機会を設けたいと考えています!
それでは!

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