あっという間に冬は過ぎ、気づけばもう春休みです。
日本中を沸かせた平昌オリンピックの興奮も冷めやらぬ中、今いせさき宮郷の男の子たちの間では
カーリング
がブームになっています。
とはいえもちろん、学童には氷もストーンもありません。
白・黒2色の「ストーン」
規則的なマス目による「ストーンの距離の測りやすさ」
オセロのセットは、カーリングにピッタリ。
野球を習っている上級生を中心に手作りのスコアブックまで制作し、みんな各国代表チームになりきって真剣な試合を展開しています。
「テレビ中継を見ているうちに、自然とカーリングのルールも覚えてしまった」
といういせさきの男の子たち。
そして、既存の物を組み合わせて「新しい遊び」を創り出す力。
こうした思考は「ブリコラージュ」と呼ばれています。
目の前に「あるモノ」を、本来の目的や意味ばかりに捉われず「知恵」と「工夫」で組み合わせ、まったく違った「新しい価値」として再構成していくこと。
「遊び」を通じて芽生えるこうした思考や創造は、いきなり上手にできるものではありません。
何度も考えチャレンジし、失敗し、それでも諦めずに試行錯誤していく過程を経て、少しずつ培われていきます。
カタチに捉われず、常識を恐れず、大胆に「遊び」を組み立てていく子どもたち。
彼らの「ブリコラージュ」が、きっと将来ビッグな花を咲かせてくれることでしょう。
それではまた!
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