みなさんこんにちは。
しんたです。花粉症の季節がやってきましたね。
あたたかくなってくることは良いことなのですが、この花粉症には悩まされますね。
さて日々の学童内では、子ども達は楽しく活動をするときもあれば、時に揉めたりすることもあります。
そんな揉めてしまった時は、私たちは子ども達同士で解決することを促しています。
お互いの理由や揉め事が起こってしまった原因を、子ども達が対話をしながら探っていく行為こそ、子どもが成長する瞬間だと思うからです。
対話を進める際、話を整理したり提案したり振り返ったりするために、子ども達は紙に意見や提案を記録していきます。
また最近では長々と話し合うのではなく、時間も決めて話し合っています。
この中でいろんな意見や提案を記録した紙を、今後の揉め事やトラブル解決に活かせると思い、その用紙を保管するファイルを作りました。
このファイルは子どもが自ら手に取り、主体的に活用してもらいたいという考えから、ファイル名も子ども達が決めた方が良いと思い、ファイル名を子ども達が出し合い投票して決めることにしました。
集まった意見はこんなに多く出ました。
このように参加することが、私はとても大切であると思い自主的な活動につながるきっかけになると思います。
また、ファイル名を募る際、少しゲーム感覚を入れることで、普段あまり意見を出さない子どもも出しやすくなると思い、今回は一番多く投票を集めた子どもにはファイル名が採用されると同時に「特大唐揚げ」をおやつ時にプレゼントすることにしました!
(男女関係なくおやつで唐揚げが出るととても人気なので燃えます!)
みんな真剣に投票しています。
投票ということがよくわからない子どもにも説明しながら声かけをしていきます。
さあ、そして選ばれたファイル名は接戦の末、「みんなのたからものファイル」に決まりました!
この「みんなのたからものファイル」というファイル名を提案したこどもに理由を聞いてみました。
「みんなの意見がいろいろなことを解決してくれることになり、みんなの意見が大切でそれがたからものだと思うからこの名前にしました!」
子ども達は日々、相手のことも尊重しながら生活しているからこそ、このような意見が出るのだと思います。
揉め事が起きると瞬間的に気持ちが沈むし嫌な思いもするかもしれないけれど、この問題を解決するプロセスの中で相手を攻撃することなく、お互いを思いやりながらなんとか解決に導こうとする姿勢は必ず大人への階段を登っていくために必要なことです。
私たち大人も子どもの心の声を「たからもの」として受け止め尊重し、さらに良い信頼関係が構築できるよう一緒に生活をしていきたいと思います。
それでは!
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