災害チャレンジ!第二弾

みなさんこんにちは!サンです!
先日のブログに引き続き、「災害チャレンジ」の第二弾として3月10日と3月11日に実施した「防災の日」の取り組みについてのご報告をします!

〜第二弾①「非常食体験」〜
まずは3月10日のおやつの際に、災害チャレンジの時に選ばなかった食料「五目ごはん」を作り非常食体験をしました。
しんたさんから、五目ごはんの作り方や注意点の説明を聞き
▼お湯で作るバージョン(15分待ち)
▼水で作るバージョン(1時間待ち)
の2種類を作って試食してみました。
反応が楽しみでしたが、
『美味しいー!』
『おかわり食べたい!』
とほとんどの子たちに大盛況でした!
そして、お湯バージョンとお水バージョンのどちらも食べた子は、
『お水の方が味が濃くて美味しい!』
とのこと。
中には
『なんだかごはんが固かったー。』という感想もあり。
災害時、いつでもあったかい美味しいごはんが食べられるとは限らないので食べ慣れておくことは大事ですよね。

〜第二弾②「3.11についてと振り返り」〜
続いて3月11日には学年別に
▼3.11について知る(1年生〜3年生)
▼3月8日の「災害チャレンジ」の振り返り(3年生〜5年生)
を行いました。

3.11について知る(1年生〜3年生)
東日本大震災から10年という節目でもあるため、震災後に生まれ、震災を知らない1年生から3年生には
[2011.3.11に何が起きて、どうなったのか]
を震災から4ヶ月後の南相馬市の写真や動画を見せて話をしました。
また福島県出身の私 (三瓶) の親戚一同がそれにより仮設住宅に住まなくてはならなくなったことも写真を見せながら話しました。
子どもたちにとって、私(三瓶)の家族に起きたことは身近に感じられ、自分のこととしても想像しやすいかと思います。
『これはサンちゃんのおばあちゃん?』
『サンちゃんが撮ってきたの??』
『何にもなくなっちゃってる。』
『車がぐちゃぐちゃでこわい』
と反応はさまざまでした。

災害はいつ起きるかわからないし、いつだって自分の身近に起きる可能性があるということ。
自分にとって関係のない話ではないということ。
子どもたちの記憶や頭の片隅に残る時間となればと思います。

3月8日の「災害チャレンジ」の振り返り(3年生〜5年生)
そして3年生以上には3月8日に実施した「災害チャレンジ」時に撮影した映像を見ながら振り返りを行いました。
渦中にいた子たちには、自分や友達の行動を客観的に見た上で振り返ります。
その日いなかった子には、何に取り組んだか見てもらった上で気づいた点を上げてもらいます。
当日の様子を3場面に分けて、それぞれに
◆良かった、できたこと
◆良くなかった、できなかったこと
◆わからない、疑問点
を付箋で箇条書きにアウトプットする形式。
無事ミッションは成功したけども、実際にはどのような行動をとっていたか。
気をつけることはなかったか。
わからなかったことや困ったことはなかったか。
こちらもさまざまな振り返りが出ました。
チャレンジして終わりではなく、振り返ることでさらに彼らの記憶に残ります。
これらの体験が非常事態に活きてくると期待して、次回の災害チャレンジにも活かしてもらいたいと思います。

こちらは玄関にも掲示してますので、ぜひ見てみてください!
そして最後になりますが、この日3月11日14時46分に合わせて、下校の早い1年生だけで黙祷を行いました。
起きたことについて知ることや、考えること、そして実践してみることで、被災した人たちや場所へ想いを馳せられると思います。
子どもたちには、いつだって主体的に当事者意識を持って行動出来るように、我々一同関わっていきたいと思います。

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