”みんなdeふくしま”スタートから一年が経ちました

みなさん、こんにちは!サンです。

3月11日、東日本大震災から8年が経ちました。
そして昨年、”みんなdeふくしま”の活動を始めてから1年が経ちました。

毎月できる限り防災を考える取り組みをしていますが、今回は「簡易トイレ」の実践をしました。
本庄のおうちでは、本庄市役所危機管理課の吉田さんに来所していただき、実際に組み立てから見せていただきました。
とてもコンパクトに収納されていて、開くのは一瞬。
初めて見る子どもたちがほとんどで、興味津々です。
吉田さんよりお話もあり、
「どんな時でも人は食べることが必要だけど、食べない我慢もできるよね。
 でも、トイレを何日も我慢することは出来るかな?」
「できなーい!!」と子どもたち。

被災した場合、トイレを確保することが最優先。
実際に簡易トイレ体験もしてみて、子どもたちからはいろんな質問も飛び交いました。
「このトイレ、誰でも座れるの?」
「このトイレはどこに設置するの?」
「テントが壊れたらどうするの?」
「いつも準備しておいたほうがいいものって何?」

ちなみにこの簡易トイレは体重100Kgまでは絶えられるそうです。
吉田さんからのお話によると、これから被災した場合は各家庭の安全が確保された場合は自宅避難という形を取ることが有効だそうです。

そしてライフラインの水が止まる場合が大いに想定できるため、簡易トイレのみを各家庭で準備しておくと良いのだそう。
さらにこの日のおやつは、前にも防災おやつとして食べたことのあるカンパンを食べましたが、実際の非常食は普段のお菓子でも良いのだそう。
食べたら、また買い足して常備しておくことが大切だそうです。
そして被災した時には、いつも食べている好きなお菓子や高カロリーなものが気持ちを元気にしてくれるのだそう。

”特別なこと”としてではなく、日常の延長として防災を考えていくきっかけとなりました。

そして、実際には”自己避難”が一番助かる確率が高いのだそう。
その時、自力で避難することが何よりの生存率に繋がるのだそうです。
普段から、自分だったらどうするか?この状況だったらどうするか?確認し実践する機会の重要性を改めて感じました。

被災しないことが何よりですが、万が一被災した時に今日の経験が少しでも思い出され活かされることに意味があるのだと思います。

きっと3月11日の出来事はずっと私たちの記憶に残る出来事です。
毎年この日をきっかけに、私たち大人が今後様々な形で、子どもたちに伝えられることを伝え続けたいと強く思いました。

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