「みんなで味噌を作ってみよう!在来大豆を使った味噌づくり体験」プロジェクト
第3回・酷暑と台風を乗り越えろ!大豆収穫編
(前回の記事はこちら⇒ https://semamorihoiku.blogspot.com/2021/02/2.html )
筆:よっしー
2020年・夏。
本庄の夏は、今年も暑い。
近隣のK谷市やI崎市はその暑さで全国的に名を轟かせていますが、
本庄も負けず劣らず、いやそれ以上だ、負けちゃいないぞ、
と、不思議なライバル意識を抱いている本庄市民は、自分だけでしょうか・・・笑
連日35℃を超える気温のせいで、
30℃くらいの日だと「ああ、今日は涼しい方だな」と感覚が鈍ってきます。
こうなると肌の感覚はあてになりませんので、
夏は1日に何度も気温や気象情報をチェックしながら、毎日過ごしています。
そんな過酷な環境でも、恐るべし在来大豆の生命力。
地元の気候でずっと育てられてきたからでしょうか。
突貫工事の畑でも、グングン成長を続けます。
8月3日
はやくも芽が出てきました。
8月7日
背丈が伸び始めます。
8月12日
葉っぱが青々と茂っていきます。
8月29日
お盆が過ぎ、夏休みが終わる頃。
気づけばあっという間にジャングルに・・・!
たった1カ月でこんなに成長するんですね・・・
そのタフネスさを人間にも分けてほしいくらいです。
「間引いた方がおいしくできるよ」
と教えていただいたのですが、
「せっかくならたくさん採りたいな・・・」
という欲が出て、そのままにすることに。
9月の台風シーズンも無事切り抜け、
10月1日
ついに豆が姿を現しました!
青々とした、枝豆です。
試しに生でかじってみましたが・・・
さすがに苦くて食べられませんでした。
ここから豆を成熟させ、
さらにカラカラになるまで乾燥させなければなりません。
さらに待つこと、1カ月と少し・・・
11月13日
念願の収穫を開始!
畑から引き抜く係、
サヤを取り外す係、
サヤから豆を取り出す係、
分担して収穫作業。
薬品もまったく使わない「ほったらかし農法」でしたので、
中にはサヤに虫が付いているものもあります。
これも安心して食べられる証ということで、
虫にやられていない、食べられるものを仕分けていきます。
時折飛び交う
「ギャーッ!!虫!!虫ッ!!」
という悲鳴を脇目に、ひたすらに豆を摘む・・・
農家さんがいかに大変な思いで作物を育て、収穫しているのか、
ひしひしと身に沁みます。
数日かけて収穫した大豆は、ちいさなバケツ1杯分。
およそ1kgの収穫となりました!
4か月ほどを費やして実った収穫に、喜びもひとしおです。
そして年をまたぎ2021年、ついに味噌づくりに突入です。
初めての自家栽培・在来大豆を使った味噌づくり!
次回!
『味噌の色は何になる?味噌づくり編』
お楽しみに!
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