「在来大豆で味噌づくり」第2回・どうやって育てる!?畑づくり・大豆栽培編

 「みんなで味噌を作ってみよう!在来大豆を使った味噌づくり体験」プロジェクト

第2回・どうやって育てる!?畑づくり・大豆栽培編

(前回の記事はこちら⇒ https://semamorihoiku.blogspot.com/2021/01/1.html

筆:よっしー



2020年、緊急事態宣言がようやく解除された6月なかば。

大豆ってたしか・・・夏に植えるんだよな・・・
いかん、そろそろ準備しなきゃ!

というわけでお邪魔したのが、本庄市内・中山道沿いにある

Cafe NINOKURAさん。

明治22年(1889年)に建造、築132年の「味噌醤油蔵」を改装したコミュニティカフェ。

これまでも味噌づくりのワークショップなどでお世話になり、
別プロジェクト「学童バンド大作戦!」のライブ会場としても使わせていただいています。


「これこれこういうワケで・・・大豆育てたいので教えてください!」

「OKOK!ちょうどウチもこれから植えるところだから良かった!」


快くオーナーさんにご協力をいただき、分けていただいたのがこちら・・・
えっ!緑の大豆ッ!?

びっくりするかもしれません。


こちらは、本庄市児玉町の農家さん・関根さんが代々育てている在来大豆

「通称:関根豆


「通称」というあたりが、在来大豆っぽさを物語っています・・・!

ご飯と一緒に炊くとおいしい「豆ごはん」ができあがる、
非常に香り豊かな大豆です。


植え方・育て方もレクチャーいただいたところ、どうやら

鉢植えよりも、畑での地植えの方が失敗しない

とのこと。


本当はひとり1鉢で植えようと思ったけど、それならば・・・

というわけで工事開始!!

大豆を作るどころか、畑を作るところからのスタートです。

なんだか「ザ!鉄腕!DASH‼」みたいになってきました。
畑の候補地はここ、

レンガが崩れてしまっていた池の跡(?)を改修します。


ホームセンターで、

インスタントセメント(水で溶いて練るだけで使えるセメント)とレンガ
肥料土と左官道具をまとめて購入。

見よう見まね、子どもたちと一緒に左官工事竣工!
水で練ったインスタントセメントを、コテを使って塗っていきます。


薄すぎるとシャバシャバになってくっつかず、
濃すぎるとボテッとして伸びが悪く塗りづらい、

セメントの絶妙なバランスに悪戦苦闘。
職人さんの腕前のスゴさを痛感します。


「ねぇよっしー!コレで合ってんの!?」

「大丈夫でしょ!崩れなければ良いよ!!笑」


プロじゃないので、細かいことは気にしない!

クオリティより「一緒に作った」という物語の共有が大切です。


数日に分けて工事は完了。

肥料土を投入、庭でむしり取った雑草と混ぜ、畑の土を作ります。
そして7月末、ついに種まきを開始!

足ひとつ分(20~30cm)間隔で、
1か所につき2~3粒ずつ、豆を植えていきます。
土は豆が隠れる程度にサッとかぶせます。

試しに豆まきスタイルで全体的にパラパラと豆をまいて、種まき完了!
ここに至るまで長かった・・・

夏休み到来、果たして大豆は無事に育つのか!?


次回!
『酷暑と台風を乗り越えろ!大豆収穫編』

お楽しみに!

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