自然と畑と子どもたち

みなさんこんにちは。
梅雨入り直前の貴重な晴れ間と乾いた空気がとても気持ち良いですね。
 

さて、今季節の本庄のおうちの庭ですが、青、薄紫、白などの色彩豊かな紫陽花が咲き始めています。
同時に百日紅の葉が勢いよく成長し、夏の間花を咲かせる準備をしています。
足元には、白いどくだみの花がひっそりと咲いています。
梅の実も少しですが収穫でき、収穫した青梅は子どもたちの熱中症対策の梅ジュースとなります。
今年はきんもくせいの実が豊富になり、その実を食べにくるヒヨドリやオナガがたくさん飛んできます。
このように、日々変化する自然をそのまま受け止められる庭が本庄のおうちにはあります。

「身近な自然を子どもたちに体いっぱい感じてもらいたい」

私たちスタッフはこのような思いを持ちながら子どもたちと楽しんでいます。
そんな豊かな自然の庭先の小さな畑で、少しですが野菜を育てています。
種をまいたり、草むしりをしたり、水やりをしたり、葉っぱの青虫をとったりと子どもたち一人ひとりが各自役割を見つけて行動しています。畑のどこで何の野菜を育てているのか、みんながわかりやすいようにホワイトボードに書いている子もいます。

「今日畑仕事何やろう!」
「そろそろ抜いてもいいかな?」
「花が咲いてる!」
「幼虫いたー!!」
子どもたち同士いろいろな会話が弾みます。
子ども同士で教えあって主体的に動いているので、子どもたちの表情も穏やかでいきいきしています。
 また、野菜の葉や茎や根っこに触れるとき、子どもたちとやさしくていねいに触れてます。

「ぎゅってひっぱっちゃだめだよ!」
「植えるときは軽く土をおしてあげてね、」
「このルッコラたべてみようかな?」
もうここまでくると立派なファーマーですね。

野菜を育てる知識や技能が身につくと同時に、「いきもの」への触れ方がわかり、それは「人」と対話し交わるスキルを向上させることにもつながるのではないかと思います。
何より、汗をかき、手を泥だらけにして、にこにこ笑っている子どもの笑顔が夕日に照らされている姿を見ると、いい顔しているなあと大人のこちらがとても元気になります。

それでは!

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