『防災の日』ごはんバージョン!

みなさん、こんにちは!サンです♫

じぃじとばぁばの宝物では毎月11日を”防災の日”と題して、非常食をオヤツとして食べてみたり、広域避難所に行ってみたりと様々な体験を子どもたちに提供しています。
そして今回は、『アルファ米を食べてみる』という試み!

”食べる”ということは、どんな時にも欠かせません。
今までオヤツとして、乾パンやサバイバルパンには挑戦してみたけれど、今回は主食のごはんに挑戦。
給食でも馴染みのある”ワカメごはん”を食べてみました。

ちなみに実践した日は、お母さん応援計画の一つでもある『お昼ごはんを作る日』。
スタッフ一同も、このアルファ米を使った非常食を食べるのは初めて。
万が一食べられない子がいたらと、サブメニューとして焼きそばも準備しましたが、どうなるのかはみんなドキドキでした!

まずはみんなで作り方を確認!
①具である乾燥しているワカメと、同じく乾燥しているごはんを混ぜ合わせます。
②そこに熱湯を入れて、しっかり袋を縛って待つこと15分〜20分。
※災害時、お湯が沸かせない場合は水でも調理は可能です。ただし150分(2時間半)の待ち時間。
どういうシチュエーションでこのようなごはんを食べることになるのか、お湯が使えない場合も多分にあること。
など、子どもたちと話をしながら作りました。

そして20分後、みんなが注目する中袋を開けてみると、、、
とっても美味しそうなワカメごはんが出来上がってました!!
『おぉー!!』
『ふつうに美味しそう!!』
『もう食べていい?』
と子どもたちも私たちも大興奮!!

気になるお味は、本当に美味しいから驚きました!
私は給食の味を思い出し、ちょっと懐かしくなったくらいです。

しかもこの非常食のワカメごはん、ごはんの上にふりかける”ごま”まで付いてました。
こういうささやかな気遣いが、一層このワカメごはんを美味しくしてくれます。
子どもたちの中には、
『おかわり!』と、この日5杯もおかわりする子もいたほど。

『地震の時に、やっと食べられたラーメンがとっても美味しかった。温かくてホッとした。』
という東日本大震災で被災した母の言葉を思い出しました。
温かいごはんが、辛く大変な状況から少し解放してくれる。
このごはんだったら、助かるなぁと率直に感じました。

西日本の大雨や先日の北海道地震など、災害が続く日々。
いつ、どこで、何が起きるかわかりません。
もちろん天災に見舞われないことが一番ですが、もし大変な状況下に身を置いた時、少しでも積極的に行動したい。
そして、そんなふうに行動を選択できる子どもたちであってほしいと思います。
『美味しい!!』と、笑顔いっぱいに食べてくれた子どもたちの姿にホッとした日でした。

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