多様性を認め合う。~みんなちがって、みんないい~

みなさんこんにちは☆
本庄のおうちの飯島紳太郎(しんた)です。

いきなりたくさんの種類の大根の写真を載せてみました。
この大根は、本庄のおうちの場所を借りている大家さんのご自宅で育った大根です。

とてもやさしい方で時々、子ども達の為にと野菜をたくさんいただけます。
さて、なぜ色や形の違う大根を並べてみたかというと、私たちの子どもへの接し方の根本はここにあるからです。

ここにきている子ども達も同様。
なので、生活スタイルも子ども達それぞれなのです。
しかし、何もかも自由でいいのかといえば、そうではありません。
目的を持った自由ならいいのです。
「僕はこうしたいから今こうする」
立派な目的がそこにはあります。

今日はほぼ同時刻(午後3:40分)に、子ども達が何をしているかを撮影してみました。
出来る限り同時刻にしたので写真構成が乱れていることをご了承ください。
3:40分 和室  帰ってきたらまず宿題をする子ども達☆
3:40分 和室 コマをまわしてあそぶ女の子達☆
3:40分 庭  外で木登りや岩登りをしてあそぶ男の子達
3:40分 和室 ひとりでブッダのマンガをひたすら読む男の子
3:40分 縁側 写真を恥ずかしがる男の子
誰一人として他人と同じことをしている子どもはいません。
 みんな、目的を持って行動し生活をしています。

来年度入所される方が心配していました。
「この子達についていけるかな」
いいんです。ついていかなくても。

「今はまだできない」と自分で判断しているのだから、いいのではないかと思います。
そして、自分でどうすれば一緒に遊べるかを考えて、行動して、結果として仲良く遊べるようになると思うのです。
大人が勝手に思っている「〇〇さんと仲良く遊ばせよう」と思うことには、子ども自身の成長にとっては、あまり意味がないと思います。
それよりも、自分がどのように工夫すれば仲良く遊べるようになるかなと子ども自身に考えさせる時間を与えることの方が、子どもの成長につながるのではないかと考えます。

子ども自身が自分の頭で考え、悩みぬいて、それでもわからない時にはじめて大人が丁寧に耳を傾ける。

いろいろなことに好奇心があり、グチャグチャになっていることを一緒に整理することが大人の役割であると思い、私自身もこの場で実践しています。

そして過去も今も変わらないことは、みんなそれぞれの形や方法で一生懸命生きていることです。

誰でも一生懸命生きているということを尊重した上で、多様性(ダイバシティ)を認め、理解し合ってこそ子どもの成長につながり、そのような生きる力の基礎を身につける土壌であり続けていきたいと強く思います。

それでは!

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