いきものとこどもたち ‐いせさき編‐

こんにちは!よっし―です。
6月ももう終わり、真夏はもうすぐそこまで迫っています。
そんなある日のこと。
いせさき宮郷には、ひと足早い夏のお客さんがやって来ました。

庭で遊ぶ子どもたちから、突如沸き上がった大歓声。
そこにいたのは---
ノコギリクワガタ!

男の子が庭を掘っていたところ、土の中から偶然出てきたのだそうです。
「家を作るぞ!」
「名前を決めなきゃ!」
「クワガタって何食べるの!?」
あっという間に男子は大集合、もう大騒ぎです。

今や、ホームセンターで昆虫が売られている時代。
自然の中で育ったクワガタを見るのは初めて、という子もたくさんいます。

しかし子どもたちの興味に、怖いものなどありません!
「3回も挟まれた!すごい痛いけどかわいい!」
クワガタを服のあちこちにくっつけて笑う子。
「木が登れるってことは、ここも登れるのかな?」
ロープの上にクワガタを乗せて、じっと観察する子。
「一体この子はどこからやって来たんだ・・・」
突然現れたクワガタの生い立ちに、推理を始める子。

1匹のクワガタとのふれあいを通じて、子どもたちはそれぞれのアプローチで、違った感性のアンテナを伸ばしていきます。
未知を恐れず、知っていることを活かして、 好奇心に真っすぐ突き進んでいく子どもたち。
そうした姿を眺めていると、1人ひとりの将来が少し見えてくるような気がして、なんだかワクワクします。

日も暮れるころ、クワガタはゆっくりと木の上に帰っていきました。
いつの時代も子どもたちのヒーロー、クワガタムシ。
今度はどんな生き物がやってくるかな?
楽しみな季節のはじまりです。

次回は本庄のおうち編を更新予定です。
お楽しみに!
▽▲▽よっしー▽▲▽

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